Watchdog関連のカーネルパニックだったようです。
環境と状況
環境
macOS Catalina v10.15.3
状況
HDMI接続のディスプレイとThunderbolt経由D-Sub接続のディスプレイの2枚がつながった環境で、突如Macが正常に起動しなくなりました。
起動して2分ほど経過するとカーネルパニックを起こして再起動、というサイクルを繰り返します。
カーネルパニックはWatchdogが云々というエラーです。スクリーンショットは撮れてません。ゆるしてちょんまげ。
このとき、Thunderbolt経由D-Sub接続のディスプレイには何も映りません。でも、Mac本体からは認識している模様。
その後、1時間ほど電源入り切りを繰り返した後は落ち着き、機嫌よく動きだします。
1時間も待つとは、私も随分我慢強くなったものです。
そんなことはともかく、単純に困る状況。
頻繁にかつ無意味に電源入り切りされると、HDDやSSDに良くない。
解決方法
いくら我慢強くなっても堪忍袋の緒はいつか切れます。
ええいこのやろうてうちにしてくれよう!と、電源ケーブルを引っこ抜こうとしたとき、ふと思いつきました。
ディスプレイを再認識させてやればよいのでは?
よくぞ堪えた自分!褒めてしんぜようぞ。
- 起動前にまずThunderbolt経由D-SubのケーブルをMacから抜きます。
- 通常通り起動します。
- 念の為、システム環境設定からディスプレイが1枚だけ認識されていることを確認します。
- Thunderbolt経由D-Subのケーブルを接続します。
この手順を踏めば何事もなかったようにMacは働いてくれます。
カーネルパニック?なにそれおいしいの?
Googleで検索したところ、Macのバージョンや周辺機器に依るようですが、結構起きているようです。
皆が皆同じ状況とは限らないし、必ず解決するわけではないですが、一つの方法として見ていただければ幸いです。
冒頭のOSバージョン/デュアルディスプレイ(HDMI+Thunderbolt)環境のかた、お困りならば自己責任で一度お試しあれ。